よく吐くのは餌のアレルギー?
5月21日に2歳になったばかりの姉妹猫「ひふみといろは」
本当に可愛くて、すくすくと育ち、幸せと癒しを与えてくれている私の宝物のような存在です。
大事に大事に育ててきたつもりですが、もしかしたら小さなサインは少し前から出していたかもしれないのに…気がつかなかった私…。
いろはは、小さい時からよく吐く子でした。
ひふみは今までに2回くらいしか吐いてないんですが、いろはは数えきれないほどです。
ほとんどが、ガツガツと早食いして吐くという感じで、吐いてもその後はケロッとして走り回っていました。
猫はよく吐く動物なので、時々吐いても元気なら大丈夫ということだったので、食事のタイミングや量、器などを色々試して、それでだいぶ落ち着いてはいました。
そんな中でしたが、吐いた後にぐったりとしていて、少し嫌な予感もしたし、色々相談もしたかったので受診をしました。
1度目の受診では、餌のアレルギーの可能性もあるということになり、餌のサンプルをいただいて帰宅。
「病気じゃなくてよかった〜」
と、安堵感でした。
でもサンプルで頂いた餌はお好みではないようで(汗)ほとんど食べないで、今まで通りの餌で様子見をしていました。
結果は良くないけど、でも良かったです
6月2日でした。
5日に舞姫横須賀公演があり、自分のことでいっぱいいっぱいだった頃です。
いろはが餌を吐いて、その後に飲んだであろう水も吐いて、それでぐったりとしました。熱もありそうで、嫌な予感というか、その時は最悪のことまで考えてしまい、どうすることも出来ずにただ
「ごめんね ごめんね」と繰り返した私。
慌てて病院に電話をして、予約が取れた夕方に受診をしました。
いつもいい子なのに、この時はキャリーに入れたらびっくりするくらい大きな声で鳴いたいろは。
とても辛かったです…。
やはり熱が39℃以上あったので、血液検査とエコーをすることになり、エコーを見た上でレントゲンもということになりました。
検査が終わり、先生から
「結果は良くないんですが、でも良かったです」
と、言われました。
良くない結果は、腎臓の1つが詰まっていたこと。
良かったのは、このタイミングでそれが見つかり治療ができるということ。
幸いにして、ペット保険にも入っていましたので、先生にお任せしていろはの治療が始まりました。
治療は二人三脚で初めて尽くし
いろはは翌日も点滴をしに病院へ。
体調が悪いからか、おとなしくしている姿が健気で、なんとも言えない悲しみに襲われたけれど、初めて2日続けて留守番することになってしまったひふみも心を痛めていたようです。
一緒に暮らすようになって、こんなことは初めてですから、不安だったり寂しかったりしたに違いありません。
でもどうしても、いろはが不憫で、ついつい心が傾いてしまいます。
更には、投薬も初めてで…頭の中は、いろはのことでいっぱいでした。
ちゃんと出来ているのか自信が持てないままで、いろはにもひふみにも
「ごめんね…ごめんね」とばかり言っていました。
そんな、まだ熱も下がらずのタイミングで舞姫公演の日となり、夫にもスタッフをお願いしてしまっていて二人で朝から夜遅くまで家を空けなくてはならずで。。。
実はとても心配でした。
私は、この公演のセリフの練習をいつも自分の部屋ではなく猫たちのいるリビングでしていて、時には相手役に見立てて練習をしていました。
なのでもしかしたら、いろはもひふみも理解して協力してくれたのかもしれないなと(泣)
予定より帰宅は遅くなってしまいましたが、良い子にしていてくれました。
本当に「ありがとう!ありがとう!!」です。
私たちにとっての初体験は、猫たちにとっても初体験で、二人三脚?あれ?二人2匹12脚??
とにかく、みんなで頑張って乗り越えたように思います。
いろはの通院だけで家の中のバランスが崩れていました
無事に公演を終えてからも、いろはの治療は続きました。
主に、通院して点滴を受けることと毎日の投薬でした。
最初は心配で、ひふみだけ家に残して夫婦で病院に行っていましたが、ひふみのことも考えて、通院は夫に任せ、その間は目一杯ひふみとラブラブタイムを過ごすようにしました。
それでもいろはが戻ると、なんだか雰囲気が悪くて(涙)
時にはいろはに噛み付いたりシャーしたりしてしまっていたひふみです。
会話が出来ない猫の治療は、それぞれ心を痛めてしまいます。
それまでの楽しくて幸せな毎日が、急に不安ばかりの毎日になり、人も猫もイライラして、我が家のバランスが崩れていったのを感じていました。
それでも少しずついろはが元気になっていくのが救いで、「ごめんね」ばかり言っていた私が
「きっと大丈夫!!もうすぐ良くなる!!」
と、繰り返すようになっていました。
そして七夕の日は治療の卒業の日になりました
7月に入る頃には、体重も増えて走り回るようになったいろは。
「まだ若いので、数値が良くなれば治療もやめられます」
と、最初に先生に言われていたので
「きっと治療の卒業の日も近い!!」
と、予感がしていました。
次の病院の予約7月7日の9時30分。
そう、七夕の日、今日の午前中です。
処方されていた最後のお薬を飲ませて、
私はひふみと検査の結果を待ちながらの留守番をしていました。
先週の通院の時もそうだったのですが、病院に行くのをとても嫌がり、今朝もベッドの下から出てこなくてかなり無理矢理ひきずりだしてしまったのもあって、心が痛みながらも良い結果を祈っていた私。
すると夫からメッセンジャーで
「卒業しました」
最高に嬉しい報告が届きました!!
朝晩にもうお薬飲まなくてもいいんだよ!!
いろはよく頑張ったね!!
ひふみもよく我慢したね!!
ひふみといろはを迎えて、きっとシニアになれば色々大変なこともあると思っていましたが、まさか2歳で経験するとは思っていなかった私たち(汗)
人間側の勝手な感覚ですが、より家族として絆が強くなったように思っています。
この1ヶ月と少しの日々のことはこれからも忘れずにいます。
最後に
情けないことに、最初にいろはが診断を受けた時のショックが大きくて…
皆さんに伝えることが出来ませんでした。
この「ねこと丁度良く暮らす」ブログも更新できずにいました。
それでも、少しの人にお伝えしたところ、本当に優しく言葉をかけてくださいました。
ありがとうございました!!今後は半年に一度の検査です。
ペットの病気は、本当に辛いです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。