今では必然とわかる「ひふみといろは」が我が家に来たこと
「叔母の家で猫が6匹子供を産みました」
そんな投稿をfacebookで見ました。
いつか子猫を迎えたいと思っていた私は、その投稿と写真を何度も見ては猫との暮らしを妄想したものです。
「可愛いだろうな…
楽しいだろうなぁ…」
でも
「お世話はできるかな?
お金もかかるよね…
猫も20年生きる時代だけど、私たちで大丈夫かな…」
たくさん悩みましたが、一緒に暮らしたいという気持ちがとても強く、その投稿主に連絡をしました。
6匹のお母さんは、サクラと名付けられた真っ白な猫で、子供は白猫が1匹、茶トラが5匹とのこと。
その頃は、家を空けることが多かったのもあり、詳しい人に相談もして、もし迎えるのならば寂しくないように2匹にしたいと決めていた私。
最初は茶トラ2匹との暮らしをずっとイメージしていたのですが、母に話すと
「見分けがつかないから、白と茶トラにしてね」と…
そんなわけで、会う前からうちの子になることが決まっていた「ひふみ」
「私を連れて行って」とアピールしたのかな?
まず1度会いにいこうと出かけて行った時のこと。
6兄弟は、私の想像の域を大幅に超える元気な子達でした。
サクラママは、本当に賢い猫で、ここで産めばきっときっと良くしてもらえるとわかっていたのでしょう!!
すっかり人馴れもしていて、まだ生まれて1ヶ月と少しでしたが、たくさん抱っこして触れ合うことができました。
「どの子も可愛くてあと1匹が選べない…」
会いに行ってみると、ひふみは6匹の中では一番大きくて、食いしん坊でした。
同じくらい元気な茶トラの男の子、逆に小さくてちょっと弱そうな男の子。
この2匹がとても気になりました。
というか、後の女の子2匹は区別すらついていませんでした。
「ああどうしよう…本当に全く決められない…」
そんな気持ちのまま、2匹をお迎えに行く日が来てしまいました。
「インスピレーションで決めよう!!」
そう決めて、子猫たちが入っていてるケージに手を入れようとすると、
ぴょんと、1匹が飛び乗ってきました。
それが、いろはです。
私たちのことを選んでくれたいろは!
時々このことを思い出すのですが、本当に感謝しかありません。
「ひふみ」と「いろは」という名前ですが、
どの子が来ても、この名前にしようと最初から決めていました。
この頃はまだ転居前で、一戸建を借りていました。
私の仕事部屋での猫たちとの暮らしがはじまったのです。
続く