コロナ禍は何もかもが必死だったと今になって思います
まだ完全な終息とは言えませんが、日常が戻りつつある今、思うところが色々あって、今日は久しぶりにワタシゴトのブログを書こうと思います。
アラフィフ後半というより、アラカンと言うべき?年齢になると…。
「この挑戦は人生最後かも?」
ということも出てきますよね(汗)
子猫から猫を飼うのはもうこれが最後と思って、2年前にひふみといろはを迎えました。
あと15年で、私と彼女たちは同じ歳のおばあちゃんになるので、仲良く健康で老後まで暮らしていきたいというのが今の願いです。
なので、コロナ禍はそんなチャンスをいくつか逃したような…、逆に色んなチャンスを手にしたような時間でした。
う〜ん、どちらかというと頑張りすぎたかなという気持ちの方が大きいです。
この感覚は、東日本大震災の直後と同じような感じで
「何かしなくては!!!」
そんな気持ちにさせられたのでしょうね。
あの頃は今よりずっと若かったですし、気持ちだけで体が動きました。
「未知のウイルスに負けるもんか!!」
「時代の流れに絶対ついていくぞ!!!」
と、いろんな力を振り絞って
とにかく必死だったのですよね(汗)
コロナ前の私は何をしていたのか?
ありがたいことに、私のお仕事のうちの一つであるラジオパーソナリティーは、コロナ禍だからこそ発信する意味のあるお仕事で、緊急事態宣言中もシフトを変更しながらも続けてきました。
一番影響を受けたのは、やはり歌うこと。
ただ、コロナ禍の前に私は既に、劇団などの単発のお仕事以外の歌の指導を全て辞めていて、音楽活動といえば自分のライブやレコーディングとなります。
その頃も、ピアノの藤代敏裕さんとライブ活動をメインでしていましたが、それは、お食事やお酒と共に、たっぷりと音楽を楽しんでいただくようなライブでした。
そんな中で、素敵な人やお店など多くの出会いがあって、そんな会場をイメージしながら曲作りをするのは幸せな時間でした。
三浦海岸のMUSICA SOAVEさんでは、満席のお客様と共にとても素敵なクリスマスイブランチライブもしました。
こんな風に、お客様と近い距離で演奏をしていきたい、ライブは音楽だけではなくて、その空間も楽しんでいただきたいと私たちは思って活動をしていたと思います。
2018年にCDをリリースしましたが、次にリリースするためのテーマも決めて活動をしていました。
「たられば」ではありますが、コロナがなかったら去年あたりにリリース出来ていたと思います。
今となってとても不思議なのは…
有観客でのライブは出来なくても、曲作りはしていたし、どうしてアルバム作りをしなかったんだろう?
それが今の気持ちです。
要するに、私はとても必死で焦っていて、わざわざ余計なことをしていたんですね。
それできっと勝手に疲れて、勝手に落ち込んだり悩んだりしていたのだと思います。
人との距離が急に変化したことによる疲労感
コロナ禍には、それまでとは違う人間関係が生まれました。
そして、それ以前から繋がりのあった人たちとのお付き合いにも変化がありました。
何せ、直接会えないわけですから…。
2020年3月11日
私は南三陸に行きました。本来なら都内で復興支援のコンサートのお手伝いでしたが、中止になったので…。
神奈川は感染者数が多かったので、悩みましたが、やはり現地に行きたいという気持ちが勝ちました。
本当にあの日、思い切って行って良かったと思っています。
会いたい人にちゃんと会えました。
本当は2021年3月11日も行きたかったのですが、それは叶いませんでした。
南三陸ほど距離が離れていなくても、コミュニケーションはオンラインになりましたね。
それにも慣れてきて、人と会わないのはとっても気楽なような感覚にもなってきました。
でも、大切なことや、ちょっと複雑なことを伝えるには、やはり会って集まって話したいのに、それが叶わず、本当に本当に気を遣った日々でもありました。
ライブ配信をしたり、YouTubeに動画をアップしたりと、とても頑張っていた自分のことは評価したいのですが、空間ごと提供するライブにはやはりかないません。
つい最近になって知ったのですが…。
私が心を削りながら頑張っていたことが、全く相手のためになっていなかった事実を知り(というか、多分気づいていたけれど認めたくなかったのかな?)
「相手を思い遣る」のつもりが「余計なお世話」だったんですね。
そこで、随分前に教えられた言葉を久しぶりに思い出しました。
「メールはビジネスライクか、本当に親しい人にしか使ってはダメですよ!誤解が生じるから電話か会って話しなさい」
古い人間だと言われるかもしれませんが…。
急激に変わった今の時代のコミュニケーション法に、人はついて行けてないのではないかと思うのです。
上手についていけているような人も、フト、力が抜けた時に、今の私みたいな気持ちになるんじゃないかな?
だって人間だもの(笑)
アバターで姿も変えて、本当はどんな人かもわからない相手とコミュニケーションをする時代は、嫌だな。。。
実は私も、写真はアプリで加工しちゃうけど(汗)
やっぱり自分の声で、自分の言葉で直接伝えたい!!
そここそが私が帰る場所だと気づきました。
原点回帰と題したライブを11月3日にモントンで
とても嬉しいご縁で、本当に久しぶりのカフェライブが決まりました。
コロナ禍は挑戦ばかりしてきましたから、本来の私達らしいライブをしたいという気持ちは、藤代さんも一緒で♪
そうなれば話は早く、トントンと全てが決まりました。
そんな話をした翌日には、もう日程も決まり、その翌日にはモントンさんに行って詳細まで決まったのですから!!
今回の企画は、ちゃんと会って話して決めたわけですからきっとうまくいくと思っています。
最後は告知になってしまいますがm(__)m
もしよろしければお出かけください!!